ある日突然、足が無くなりました。

片足を失った雪山好きのサラリーマンが義足と共に復活。色々な話をノンフィクションでお届けします。

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ある日突然(その3 モルヒネ)

(途中からの人用→その1その2

救急車に乗るのは2回目です。

初めての乗車体験はこの事故の4か月前。
実は短期間に2度も交通事故に遭ったんですよ。
我ながらすごい確率だと思うのですが、喜ばしい出来事ではないですね。

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 4か月前の事故でトラックに追突されたフィットちゃん。
 ナンバーと共に廃車済。ちーん。首がむち打ちになりました。


さて話は事故直後に戻ります。

不幸中の幸い、空の救急車が近くにいたらしく、路上に放置された時間は2,3分程度で済みました。
また交差点には防犯カメラが設置されており、事故の状況がバッチリ写されていました。

ピーポーピーポー。

救急車到着。

出血多量で意識も朦朧としていたため、どのように乗せられたのか、何分くらい走ったのかすら覚えておらず、ここでいったん意識は途絶えます。

意識が戻ると、僕はベッドに乗せられ、病院の廊下を移動していました。
殆ど死にかけの意識で周りを見渡すと、嫁さん(当時結婚後、わずか半年の新妻)、そして両親がいました。
電車も止まっている時間帯ですが、みんなで車に乗って駆けつけてくれたみたいです。ありがたや。

で、そんな愛する家族に僕が出した第一声はこんな感じでした。

 うぇへへ~!足、ダメんなっちったわ~。(^∇^)

はい、モルヒネでラリってます。
僕は普段からちょいと背伸びして頑張りすぎちゃうところがあるんですが、その性格はこの場面でかなり肥大化して出てきてしまいました。
家族に対して、大きな心配かけないように気丈に明るく振舞ったわけですね。
なんて思いやりのある旦那だ!!

「足になんか酷い怪我をしてしまったんだろうなー、まぁ最新医療なら何とかなるだろ!」

くらいの認識しかしてませんでしたから(´∀`*;)ゞ

もちろん事の深刻さを理解していないのもありますが、モルヒネの効果もかなり大きかったと思います。
麻薬は本当に「心が大きく」なっちゃうんですね。
まるでちょっと捻挫しちゃったくらいの感じで声をかけたことをよく覚えています。
そしてそのままモルヒネによって再び意識を奪われ、集中治療室に連行されました。

モルヒネ
 モルヒネ(コトバンクから勝手にリンク)

この時点で事故発生から3時間程度。深夜1時。
その後、ようやく自分の身体に起きている深刻な状況を知ることになるのです。

続く。
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